石積みの家のくらし

夕立 by 住民B


敷地の水切り用の溝をチェックに行く
夏の夕立です。空がにわかに掻き曇ってきて、どこかで、雷が鳴り出したら、とりあえずは、この夕立に備えま す。ポツポツ降り出してから、あっという間に土砂降りになるので、その時では間に合いません。上の写真はまだ降り始めでしたが、水圧を感じる程、すごい降 りでした。コンクリートやアスファルトで固めていない我が家でも、草の上をすごい勢いで水が流れていきます。

家の中から眺める、目の前が見えないくらいの大雨に、、ひたすら圧倒されます。日照り続きに、自分でせっせと水なんか撒いていると、もうこの水量は文字通り神業。何もここまでの・・の範疇が、畏敬の念さえ抱かせます。

雷もマジで怖いです。信州に住んで、つくづく山の雷は、まさに落ちる恐怖を感じます。ネパールのカトマンズにいた時、半端じゃない雨と雷に遭遇して、ヒマ ラヤの雨季のすごさを聞かされましたが、それに準ずるものがあるのではないでしょうか。空に走る稲妻からは、映画でしか聞いた事のないような音が聞える気 がするし、落ちた時の音も半端じゃありません。完全リアルですから・・。変な話、本物なだけに、ぞっとする程のスリルを感じます。

このあたりは、山に囲まれているせいか台風の影響も少なく、災害も少なくてほんとに良い所だと思って住んでいますが、こんな風に外が大荒れの時、家にいて外の様子を見ていると、守られている安堵感に手を合わせたい気持ちになります。
雨で前が見えないほどの大振り
2010.9.9