石積みの家のくらし

田舎暮しと愛犬ビビ by 住民B


ちょうど、この家をやり始めた頃に子犬をもらって、初めて飼った犬です。ビーグルが4分の1入っている雑種のメス で、「ビビ」といいます。開墾した土地を駆け回り、基礎の上を歩き、石を切る音を子守唄に大きくなりました。犬と一緒に裸足で遊べる芝生が欲しくて、せっ せと芝植えした事も、懐かしく思い出します。
ワラの寝床に寝る犬
田舎に住んで犬を飼ったら、絶対「ワラの寝床」という希望がありました。毎年、稲刈りが済んだ後、分けてもらった ワラで新しい寝床を作ってあげます。ビビは日中はこうして外で、夕方からは家で過ごしています。ひがな、ワラのベッドで眠りこけていたビビに顔を近づける と、干草のような良い香りがして、思い切り息を吸い込んでしまう事があります。稲ワラの匂い、干草の匂い、田舎暮しで好きな匂いのひとつです。
薪ストーブの横に寝る犬
薪ストーブの横はビビの冬の指定席です。身体を触ると、熱いくらいまであぶったままスースー寝ていて、大丈夫かと 思うほど。相当温まってから、よろよろと涼しいところに移動して再び、ばったり。ポカポカに温まった犬の懐に、そっと足先を差し入れるのは、これまた冬の 楽しみ。
2005.11.29