石積みの家のくらし

香を焚く楽しみ by 住民B


薪ストーブの天板にのるヤマザクラの木っ端
ストーブの天板にのっている木の切れ端は、ヤマザクラのものです。この冬、洗濯物を干していたヤマザクラの、根本 が2本になっていたうちの1本を伐採しました。これは、その薪作りの時でた破片を置いてあるだけなのですが、ヤマザクラは燻製作りにも使うだけあって、燻 される時とても良い甘い香りがします。バニラフレーバーコーヒーにもちょっと近いような、リッチな甘さが、病みつきになる香りです。天板部分がかなり高温 にならないとダメなのですが、朝一番、ガーーっと、温度を上げる時、同時に、この甘いヤマザクラの香りが家全体に漂います。お客さんがいらっしゃると、 「あれっ?何の香り?」と、なります。冬の間の楽しみです。
2008.2.21