ここは、主屋の台所にある勝手口を出て(裏口でもあります)別棟(トイレやお風呂場)に行くまでの、屋根付
きの土間部分です。田舎生活では大変有効なスペースで、実に多目的用途で使っています。土間といっても、田んぼと同じ赤土を入れて叩いてあるだけなので、
どうしても段々削れてきます。掃除はたっぷりめにジョウロで水をまず撒き、水分が落ち着いてから竹ボウキで削らないように優しく掃きます。右の写真が掃除
後の写真なんですが、画像からはわかりませんが、竹ボウキで掃くと掃き目がうっすら付いていかにも掃き掃除をした感じが、とてもすがすがしいです。
(下の写真)これが掃除道具。竹ボウキは主(あるじ)の手作りです。竹の穂の太さとしなり具合、どのくらい密にするかなどの調節で土間の固さに合ったホウ
キをこさえてくれます。一番上のは、メインで使う柔らかくて優しく掃けて、ゴミだけを集められる「超ソフトタイプ」真ん中のは、元はもっと大きかったので
すが使い込んでここまでちびたもの。柔らかい部分の枝がなくなっているので、けっこう硬く、今は土間以外の細かい所の掃除に使っている黒穂製です。(一番
下)ご存知、荒神ボウキ。これもだいぶ年季が入っています。これは買ったものですが、柄が木製でブリキとコンビになっているこのタイプが、どこを探しても
見つかりません。やっぱりプラスティックやビニールのものはいただけません。(この黒いプラスティックのフック部分は許容範囲)なんとか延命させたい愛用
の一品です。窓の桟やら、なんやら、平らな細かい所の掃除に、実にいい仕事をします。 |