石積みの家のくらし

秋の玄関 by 住民B


玄関ドアを開けると紅葉した落ち葉が落ちている
秋の朝、玄関を掃除する時、ちょっと楽しみにしていることがあります。それは、ドアを開けたその時、アプ ローチの石の延べ段に落ちている落ち葉たちに出会うこと。ここに作為はありません。「自然の意志」と勝手に読んでいます。この配置も自然の仕事です。実 際、濡れた茶色い落ち葉がべったり石に張り付いているだけの時もありますが、それもその時の自然の意志というもの、味わいがあります。そして、この日 は・・ツタの葉っぱが届いています。真っ赤なヤマザクラの葉っぱも。黄色いのはヤマブキか?色は控え目ですが、配置がいいです。人というもの、作為を消そ うとしてドツボにはまる時がありますが、自然は同じような形の連続配置も意に介しません。元々意志はあっても作為がないのですから。
こうして今朝もまた、「・・素晴らしい・・」と思ってしまう朝なのでした。
玄関掃除は同じ石の(家と同じ石です)延べ段がアプローチから玄関内まで続いているので、水を撒くか、たっぷりの霧を吹くかして、シュロボウキで掃きます。
2009.10.30