霜の時間 by 住民B |
12月、毎朝のようにびっしりと強い霜が降ります。池にも氷が張り、吐く息も白く、気温は当然マイナス。いよいよ寒冷地っぽくなってくるこの季節、寒いのが好きでもないくせに、楽しみごともあります。 (画像右上)霜降りホウレソウの甘さはまさに冬の絶品。葉も厚くこれだけの霜に連日耐えるとなれば、その糖度に調味料はいりません。しかもホウレンソウ独 特のアクもないようで、ホウレンソウに惚れなおします。このあたりは土が凍ってしまうので畑に残しておける野菜はほとんどないのですが、このホウレンソウ はもう少ししたら、寒さ除けの覆いを掛けてあげて、冬越しさせます。お正月のお雑煮の青菜として、毎年重宝しています。 (画像左上)ほぼ野生金魚のいる池もこうして氷が張りますが、以外にその下は静かさきわまる別世界に違いありません。 (画像左下)大根とニンジンは掘りあげてから穴を掘って埋め、高く土を盛った上に画像のようなワラのボッチをかぶせておきます。目印と寒さ除けと水じまいを兼ねています。ワラに霜がびっしりつき、朝日でキラキラ光ります。 (画像右下)そして、野生巨大タアサイが土手ですくすく育っていたのを覚えておいででしょうか。見て下さい、やられました。鹿に。相当おいしかったようです。動物除けネットを突き破っての訪問でした。じわじわ家の近くに迫っています。今年はそれでも去年と比べると被害が少なかったんですが、甘くなかったです。 この朝の霜の時間、、日が差してくるとすぐ霜は消えてしまうのですが、確かにかなり寒い時間です。でも、地面でもなんでも霜の降りた表面がすべてキラキラ 光るのがすごいです。そして、音。歩く度に、バリバリと音がして、音のなる履物を履いた気分でしょうか。硬いものを踏んでる感触もあります。 鳴りものが楽しいのは、子供と子犬だけじゃないかもしれません。 (画像下) 屋根が霜で真っ白。 |
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2010.12.19 | |
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