家といえば庭

冬支度、おいしいウドを食べるために by 住民B


庭の落ち葉掃き
11月も終わる頃、もう何度か強い霜が降りて、庭にはたくさんの落ち葉が降り積もります。色鮮やかな落ち葉で庭一面が覆われる景色を、しばし楽しんだ後、冬支度が始まります。落ち葉を集めて、ウドのところにかけてやるのはそのひとつです。
ただ、我が家と落ち葉のつきあい方は、本当は何もしない関係です。時々、「落ち葉はどうしてるんですか。」と 聞かれることがありますが、掃除として掃くことはありません。何かに利用する時だけ集めるというところです。あとはそのまま。そのうち、木枯らしが吹いて 適当に吹きだまって、落ち葉は落ち葉で春待ちの構えに入ります。
ウドの囲いこ こには元々ウドが自生していました。三方を板で囲ってあり前側のカヤで編んだ仕切りを毎年やり換えます。1メートルほどの深さの箱型で、この中に先に集め た落ち葉を、どっさり入れて冬越しさせます。これで来春、茎の軟白したおいしいウドが食べられます。その後は、カヤも落ち葉も畑に撒いて土にかえします。
2005.12.5