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家といえば庭

冬支度、おいしいネギを食べるために by 住民B


裏の畑
家の裏の畑です。12月の初めにはすっかり冬の様子です。厳冬期、地面が凍結する信州では、畑に作物をそのま まにしておけないので、掘り上げて凍らない所に移します。ネギをしまうムロのようなものが欲しくて、この小屋を作りました。土手の石垣を利用してワラで囲 いを作り、今年はカヤで屋根を葺き直しました。ワラに比べてもちが全然違います。中は土とオガクズが混じったものが入っていて、野菜をしまうのにちょうど いい温度と湿度です。ネギは根元だけ生けて立てます。これで春まで青いところも青いまま。他にも、キクイモ、大根などを納めます。(奥の方に見えるのは、 ウドの囲い。)
このネギ小屋は前面に農業用のビニールをたらしていますが、そこを開けると、温かい空気がふわりと、顔にかかります。ここだけ、常春です。殺風景な冬の畑もこのネギ小屋まわりはなんだか暖か。
わらで作ったネギ小屋ネギ小屋のネギ
2005.12.5