家といえば庭

庭のポポー by 住民B


ポポーの実、種、木。
ポポーという果物の木が庭に何本かあります。18年前、長野に越してきた時、近所の人に果実をもらい、その種 を撒いたのが元です。北米原産らしいのですが、耐寒性は強く、信州のこの地でも問題なく育っています。柿のような花が咲き、アケビのような実がなり、その 味は、マンゴーと何かをミックスしたような、、微妙に南国風味の、ねっとりとした果肉で、おいしいです。それから、食べ頃になると発する甘く強烈な香りが なんともエキゾチックです。
【写真左上】:形は様々で、丸くアケビのように太ったものから、真ん中がくびれてマトリョーシカ人形のようなもの、小さいものは、いちじく型もあります。 【右上】:果肉は濃い黄色でねっとりしている。アボガドのように二つに割ってスプーンですくって食べています。【左中段】3つぐらい一緒にアケビのように 枝になります。【左下】真っ黒で大きい種。【右下】一番古い17年生のポポーの木。芯を止めてあるのもあって、木の姿はあまりよくありません。
ポポーの良さは、好き嫌いがあるかもしれませんが、その独特の味だと思っていますが、流通に向かないので珍しいというのもあるし、消毒をしなくても、まともに収穫できる点は、高得点だと思います。いずれにせよ、土があればこその有難い恵みに感謝です。
2008.10.15