お庭をリフォームされたお客様から、要らないからと引き取ったシャクヤクです。「千曲の春」という品種に似てい ますが、正確にはわかりません。いただいて初めの年は多分弱っていたのでしょうか。花姿がもっと小振りでかわいらしく、花色ももっと全体的に淡い色だった ような・・。特に、開きかけのまあるい姿が上品な和菓子のようで、感激的だったんですけれど、翌年、再び咲いた姿に、なんだか見覚えのないような、、。こ んな花だっけ？これはこれで綺麗だと思うのですが、去年の記憶と違う。あります、こういう事。さらにこの花、朝晩はおとなしく右下のような丸い姿なんです が、日中、真ん中の白い部分が、ぐーっとせり上がって飛び出してくるんですね、びっくり。なんてヤツなんだ。
おかしな話、栄養失調気味のほうが見た目が好みだったという事もあります。でも、植物にとっては酷な事なのでこれはこれ、この状態で愛でさせていただいています。
シャクヤク後方に見えているのは７月からの主役ユリ群ですが、このユリのために作ってもらった竹の傾倒防止柵ともベストマッチングしてます。
（左下）ユリと竹の柵とシャクヤク、そして左角に若干黄緑のシャクヤク風の葉っぱが見えていますが、ヤマシャクヤクの赤です。これもいただきました。いた だき物が多いです。皆さん、どうもありがとうございます。このヤマシャクヤク、来年ぐらいは咲いてくれるのじゃないかと・・。楽しみです。