懸案だった物置新設とスチール製物置の撤去、引越しが終わりました。これから跡地に現在進行中の「石積みの家」の洗面所と計画変更した台所のための下屋出しの基礎を造ることになります。当初、キッチンは屋内に簡易的なものを、という予定でしたが、今後の生活設計も考慮して、もう少し広さもとり、外に設置することにしました。
新築した物置は広さ2坪。総て近くのホームセンターでそろう材料で、ロスの出ないよう考えて出来た大きさです。実際ほとんど購入した材料をあますことなく使い切りましたが、思ったより材料費そのものは、かかってしまいました。
2坪の物置というのは、残念ながら小さいため、物をうまく収めるには立体的に使っていかないと、旧物置にあったものは入りきらない恐れがありました。長年にわたり増えてきた道具類などは収まりきれないのはわかっていたものの、車のタイヤなど、寒冷地ならではの場所取り物があり、床面も狭くなってしまいました。
屋根はルーフィングの上に塩ビシートを張り少し土をのせておいて、自然に草が生えるのを待とうと考えています。
窓は初め、白枠のアルミサッシ窓を入れる予定でしたが、丸い小屋同様、木枠のガラス窓を自作しました。いたって簡素ですが、断然安上がりで、雰囲気作りにも役立ってくれている気がします。ドアの方も、野地板を縦使いし、取っ手は木の枝。手持ちの黒い鍵をつけました。
物の整理と収納に、意外に時間を費やしてしまったのは想定外でしたが、それでも何とか無事終了して、引越しも完了。これで、次の段階、下屋部分の基礎工事を秋の管理仕事の始まる前に終わらせたいと思っています。