東南角に円い小屋を造ろうとまた動き始めました。自分のための「瞑想小屋」という構想でしたが、周りは好き勝手に名前をつけて呼んでいたようです。お悩み小屋にしてしまったのは「住民B」。悩む時はぜひここにこもって悩んで欲しいという希望らしかったです。ともあれ円く石壁を積んでみたかったので、名前は何でもかまいませんでした。
気が向いた時に石積みをする、という余裕からか、石積みの手が主屋などに比べるとずいぶん変わってきたような感じがします。それでも、時間に余裕のある夏に一気に壁を積んでしまいました。早朝から日暮れまでと、この夏はかなり集中していたように思います。
円い石壁をつくってみたいから始まった小屋は、屋根をどうしようかと悩んだまま止まってしまいました。壁は良かったのですが、屋根を円くというのは思いの他難問でした。その上、茅葺にしたい、スレートでやるのも捨てがたいと、主屋でできなかった希望がもたげてきて、どうにも決めかねたまま1年がたってしまいました。
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