冬の間石積み作業は事実上ストップしますが、その間大事な作業があります。建材である石出し作業です。冬の間に、使える石を出来るだけ出しておく事が、今後の石積みの進み方に関わってきます。
当面、このケヤキが生えていた土手を崩して石を出していく予定で、木の方は昨年の冬に伐採済みで、(とても大きな株立ちのケヤキでした。)石出しは、この冬から取りかかっています。大きなユンボでザックリと一気にやってしまいたいところですが、それをやると、石を傷つけたり、必要以上に石を汚してしまうという欠点があります。結局ここは、チェーンソーで太い木の根を切ったり、手のこ、バール、くわ、つるはし、、という文字通りの手作業が、一番ということになります。確かにそれも手間のかかる作業ですが、それよりも悩ましい事は、途中で案の定、予定外の1tクラスの石が出てきたりする事です。